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2019年12月31日

2019/12月の研修会報告

最終更新: 2020年1月4日

みなさんこんにちは!!!!!

東京漢方鍼医会広報部の星野です。

クーリスマスがことしもやーってくるー

って歌ってたらもう年末。なんなら年越し目前。

完全に浮かれていました。

12月15日に行われた例会についてです!!

え?2週間も前のことなんて覚えているのかって?

…なんと!東京漢方鍼医会に所属していますと

例会の録音が無料で配信していただけるのです!

ありがたい!!実にありがたい!!パチパチパチ

久我山会館にて2019年最後の例会が行われました。

第1席は橋詰正人先生による

「四時の脈象(石脈)」についてでした。

15難でいう季節の脈、冬の脈である石脈。

難経解説以外の霊枢や素問などの古典と一緒に

石脈とはどのような脈か、またそれが病にかかると

どのような脈になるのかなどをお話頂きました。

わかりやすく、漢字のなりたちやホワイトボードを

使って説明して下さって、文章だけだとなかなか理解しにくいことも頭の中でイメージしやすかったです。

脈だけで病態を把握することは

私にとってまだまだ難しいですが…

脈がわからないってのはもってのほか!!!

勉強あるのみです…(><)!!

第2席は前半後半に別れ、

前半は「難経腧穴 64難」 杉山久伸先生でした。

64難は陽経、陰経の井・榮・兪・経・合の五穴の剛柔論。ってくらいにしか把握してませんでしたが、

より細かく詳しく十干から資料に載せてくださいました。(星野としては一番苦手なところです…)

陰経の井穴は木に属し、陽経の井穴は金に属するというのも治療する上では大事なことですので

何度も読み、聞き直そうと思います!!!

後半は「難経腧穴 68難」 山口格先生。

井・榮・兪・経・合の五穴のそれぞれの意味と五臓の病証との関係について、詳しくお話をいただきました。鍼灸学校時代でも軽く触れていた68難でしたし、知ってる知ってると思っていましたが、

やはり細かく難経以外の古典からも見ていくと

もっと深かったんだなぁと自分の知識の浅さに反省です…。49難との関連性なども頭に入れていきたいと思います!!

午後はお待ちかねのみっちり実技!!!

自分で出来ていると思っていてもやはり

押し手の下面が開いてしまっていたり、

姿勢が崩れていたりと毎度気付かされています…。

脈の変わりようが全然違いますし、

午前にやったことをふまえて脈もみていくので

(これが石脈…。)などと1日でインプット

できるのはとてもありがたい…!!

夕方からは有志の先生たちでの湧湧研修会。

私がモデル患者さんになりましたが

最近鼻炎でずっと鼻水と戦っていました。。

(星野的には滑脈と判断)

そして先生によるとまさかの洪脈…。

そう言われると鼻炎が続き熱もありましたので

治療後は何ヶ月ぶりに鼻で空気が吸えるだろうという改善ぷり。

脈診と刺さない鍼の凄さを改めて感じました…。

うぉぉぉーーーーーー!!!!!!

来年も勉強頑張ります!!!!!!

皆様良いお年をお迎え下さい!

1年間お疲れ様でした( ´ ` )!!

星野

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